建築家アルヴァ・アアルトVol.2
『建築家が考えるインテリア』として、4月にご案内させて頂きましたが、今回はVol.2ということで、アアルトの世界を、私スタッフSが使っている感想も交えて、もう少し見てみたいと思います。
フィンランドに生まれた世界的な建築家。北欧家具のブランド「アルテック」の創業メンバーでもあるデザイナー。
”建築は家具と補完し合うもの ”
アルテック代表作スツール60
こちらは前回も登場した家具ですね。現代においても豊富なカラーと仕様のバリエーションを揃え、シンプルで普遍的なデザインは、今もなお、世界中で愛され続けています。
スツールとしては勿論、サイドテーブルとして使ったり、ベッドサイドに置いたり、スタッキングも出来るのでかなり重宝しています。色々なブランドとコラボしていたり、コレクション心を擽られる一品です。
規則的な美しさと不規則で柔らかな揺らぎ
アアルトが愛したイタリアの都市と建築に着想を得、描いたテキスタイルです。規則的でありながらも手描きによる柔らかさが感じられます。
長年バッグを愛用していますが、時代を感じさせない柄はモノトーンの洋服に合わせたり、エコバッグとしても使っています!男女使えるデザインで、きっとこれからもお世話になる万能選手です。
iittalaガラス~流れるような有機的なフォルム ~
1936年に発表され、翌年開かれたパリ万博に出品されました。世界で最も有名なガラス作品のひとつであり、フィンランドデザインの象徴ともいわれています。
モチーフは、フィンランドの湖の形、白樺の根本付近の断面形状など諸説存在します。ベースは、イッタラの工房で今も手吹きで制作されており、熟練の職人7人が力を合わせてひとつのベースを完成させます。
こちらは見覚えのある方、多いと思いますが、iittala社のベースです。私は、キャンドルホルダーを使用しております。サイズ感も可愛く、色々な色があるので迷いましたが、ブルーを愛用しています。キャンドルを灯した時の光は、他にはないほど美しいです。アクセサリートレイとしても可愛いです。
さて、アアルトが身近に感じてきたでしょうか?
iittala社ではアルヴァ・アアルトの妻であり、デザイナーのアイノ・アアルトが1932年に発表したこちらのグラス「ボルゲブリック」も。
スウェーデン語で「石を水に投げ入れたときにできる波紋」という意味があります。そのボルゲブリックを原型に改良を重ね、今では世界中で愛用されているのが、その名も「アイノ・アアルト グラス」です。
こちらは本当に毎日使っているグラスです。アイスコーヒーにもぴったり。お友達への贈り物としても重宝しています。夫妻でデザイナーなんて、素敵ですよね。
欲しいインテリアも紹介させてください!
112壁付け棚
112 壁付け棚は、バーチ材の合板を曲げて形作った小さな三角形のループがブラケットとなり、しっかりとした天板を両端で支えています。三角形のループは、「ラメラ曲げ木」という技法により、合板でありながらもまるで無垢の一本木のように滑らかな見た目をしています。 三角形のループを上に向けても、下に向けても、棚として使うことができ、ループを上向きにして設置すると、 ブックエンド付きの本棚として使うことができます。アルヴァ・アアルトらしい、実用性と機能性、そしてシンプルで柔らかな美しさを兼ね備えた壁付け棚です。
シンプルですが、飾る人やモノによって表情を変える棚。ここにお気に入りのインテリアを飾りたいです~。
インテリアの世界は奥が深く、難しいような気もしますが、意外と身近に名品があったりします。
部屋やオフィスを少し変えたら、気分も変わるかもしれません。
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