Title

壁紙クロスと塗り壁どっちが良いの?良いところと悪いところ。

Date
2022-03-30

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今回は、壁の仕上げ材で迷われている方必見です!

インテリアの中で、お部屋の印象を影響する壁の仕上げ材、範囲も広いので色やデザイン性はもちろんですが、機能性や素材感も重要ですよね。

そこで、壁紙クロスと塗り壁を比較しながら、それぞれの良いところと悪いちころについて紹介していきたいと思います。それぞれの特徴を知って、住まいやライフスタイルに合う壁を選んでいきましょう!

ビニールクロス

 

メリット①低コスト・・・最大の魅力は、安価であること。シンプルな量産品ビニールクロスなら、かなりコストを抑えて仕上げられる。

メリット②種類が豊富・・・多種多様な色やデザインの中から、お好みのクロスを選ぶことができるので、各部屋やトイレ、キッチンなどイメージに合わせた部屋作りができる。

メリット③手入れが簡単・・・ビニールクロスは濡れた雑巾や洗剤にも比較的強いので、毎日の掃除が楽にできる。

 

デメリット①経年変化ではがれや破れが出てくる・・・年数が経ってくると、黄ばんできたり、継ぎ目がはがれやすくなったりするという欠点あり。ビニールクロスの場合は10年から15年で張替えるのが一般的。

デメリット②サンプルが小さく判断がしにくい・・・濃い色のクロス(壁紙)を選ぶとして、 実際に工事が終わって見てみると、あれ?こんなに薄い色だったっけ? というのは良くある話。 これは、人間ならみんな感じる現象なのです。 サンプルやカタログのように、面積が小さいと色は濃く、暗く見えるので注意が必要。

デメリット③部分補修が難しい・・・油性ペンやボールペンの落書きや傷が出来てしまった際に、部分的な補修が難しい。汚れてしまった一面を変える必要があるため、簡単には補修が出来ない。

 

塗り壁

メリット①自然素材の味わいがでる・・・漆喰は、ホルムアルデヒドを分解が、塗り壁自体すでに自然素材として健康的な仕上げ材であることも大きな魅力。塗り壁は職人の手で一塗り一塗り手作業で仕上げられることから、クロス壁のような画一的な表情ではなく、人の手による温かみを感じる素材感を味わうことができる。

メリット②メンテナンスがしやすい・・・塗り壁は、傷や汚れが付いたとき、また上から塗装しなおして修復することができる

メリット③調湿効果がある・・・調湿効果とは、湿気を吸って、吐くという効果のことで、部屋の湿気を吸い取ってくれる。塗り壁の調湿には吸うだけではなく、吐き出す能力もあり、夏にはジメッとした湿度を吸ってくれ、冬乾燥した季節は蓄えた湿度を吐き出してくれる。

メリット④光の反射がやわらかく広がる・・・漆喰は光を取り込み反射すると、白く美しく輝く。漆喰は硬化した炭酸カルシウムの結晶で菱形をしていて、窓から入った光が乱反射し、白く見える。

 

デメリット①コストがかかる・・・10~15年に1回塗りなおしのため、費用が高くなる。

デメリット②職人の腕によって仕上げがかわる・・・すべて左官職人の手作業であるため、模様の付き方から吹き付け塗装の厚さなどまで個人差が出る。

デメリット③経年でひび割れる・・・絶対に割れない塗り壁材は無い。塗り壁材は何種類あるか分からないほど沢山あるが、その中でも割れにくい素材の物はあると思いますが、絶対に割れない素材はありません。逆に自然素材でひび割れしない漆喰、珪藻土の方が不自然。

施工事例

≪ビニールクロス≫

 

≪塗り壁≫

 

どちらを選んだから正解、というものではありません!
自分たちの生活スタイルについて、よく考えてみることをお勧めします。

「自然素材の風合いに惹かれるけど、メンテナンスが心配」という場合には、
リビングなど、目立つ場所だけを塗り壁にするという方法もあります。

 

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