様々な工夫を凝らして、オフィスのリニューアル、リフォームを検討している方はたくさんいらっしゃると思います。社員のため、会社のためにどんなことをしたら良いのか悩んでいる方もたくさんいると思います。また

「社内の雰囲気があまり良くない」

「会議がいつも盛り上がらなくて、新しい発想が生まれない」

「スタッフのモチベーションをあげられる空間にしたい」

そんな悩みをお考えのオーナー様、責任者の貴方様にぜひ知っていただきたいオフィスインテリアの流行をお教えいたします。すべてを取り入れれば成功するというわけではないですが、ご自身の会社にあった考え方や方法のイメージにつながれば幸いです。

｜フリーアドレス

フリーアドレスとは、社員が個々の自席を持たず自由に働く席を選択できるオフィススタイルです。従来のオフィスですと、決められた位置にデスクを配置し、一人一台デスクが与えられ、その与えられたデスク働きます。しかしこのフリーアドレスは自分の席という概念をなくし、空いている席や自由な場所で働くことができるのです。それが「フリー自由な」、「アドレス＝所在」ということです。このフリーアドレスでのメリットは社内のコミュニケーションが取りやすくなり、会話が自然に生まれることがあります。部署毎に場所が決まっていないので、部署の枠を超えてコミュニケーションを促進します。いろんな方との交流により新しい発想が小さくまとまらずに、ふとした部署を超えた会話の中で発生し、創出されます。また個人のデスクを持たないことで、日々の整理整頓が必然となり、環境美化にも繋がります。

＜フリーアドレスメリット＞
■コミュニケーションが高まる
■空間の有効活用
■部を超えたコラボレーションの促進
■チーム編成が容易
■決断のスピード
■環境美化

｜フリースペース

フリースペースとはその名のとおり、”自由に使えるスペース”のことです。ここでは仕事をすることもでき、打合せもでき、来客にも使えるような、多目的なスペースのことです。最近のトレンドとしては、オフィスのエントランスに近い場所に位置しており、もしくはこのフリースペース自体をお客様を迎え入れる大きなエントランスホールとしてゾーニングすることが多いくあります。来客者に開かれた会社の印象を与え、よりクリエイティブな人を集めます。

このフリースペースの作りで、最近人気なアイテムがファミレスブースです。最近のリノベーションしたオフィスには欠かせないといってもいい人気のプランがファミレス型のシート。テーブルとベンチシートがセットになっており、ブースのように使えるところが特徴です。ファミレスシートは、集中して一人で作業をすることもできますし、グループのミーティングにも使えます。ランチタイムやカフェタイムなどのリラックスシーンでの利用ももちろん可能です。

＜フリースペースメリット＞
■開放的な印象を来客者に与えられる
■通常の業務スペースと違い、気分転換ができる
■社内外のセミナー・イベントスペースとしての活用ができる
■公式会議ではない軽い打ち合わせが用意に可能になる

｜バイオフィリックデザイン

社員の健康やウェルビーイングをテーマにオフィスを作り変える企業が増えてきています。もりもり働く社員を大切にしているからこそ、健康に気を使いたい。従業員に健康的な生活をもたらすウェルビーイングとは、ストレスの少ない働き方や健康が見直されている現代に合致した考え方。それを少しでもオフィスに取り込もうと取り組む企業も増えてきています。

その一つの方法にバイオフィリックデザイン（＝緑をオフィスに取り込む）というものがあります。人間には生まれ持って自然とのつながりを求める本能があるという理論のもと、生産性の向上や健康面に大きく関係あをもっていると言われています。

■空間の中に緑を増やす
オフィスの空間に足りないものそれは自然環境です。田舎や山の中にオフィスが有り、窓を開ければ緑に囲まれていれば、過剰に取り入れる必要はありませんが、グリーンが有ると落ち着きや癒しを与えてくれます。ストレスの緩和にも役に立つと言われています。

さらに、緑を取り入れることによって人材獲得に一役買うともいわれています。現在の２０代から４０代に人材はその前の世代よりもアウトドアやキャンプを好む傾向にあり、緑のあるオフィス環境を好意的にみる傾向があります。

いかがでしたでしょうか？ここ近年のオフィスのトレンドをご紹介いたしました。スタイルではオフィスの空間デザインや家具のレイアウトや選定、ディスプレイなどコンセプトを持った提案をさせていただいております。どんなオフィスにしたら従業員満足度が上がるか、生産性の向上や離職者の減少ができるか、ぜひご相談ください。

※イメージ画像はアクタス様、ワーカーズリポート様より引用させていただいております。